2018年は、LCCのスクート(Scoot)をハワイ2往復、台湾1往復で6回利用しました。
Scootを使う主な理由は
- とにかく安いこと
- 飛行機・座席が広くて快適なこと
です。
どれくらい安いかと言うと
- 関空・ホノルル往復=約20,000円/1名(5月下旬)
- 関空・ホノルル往復=約35,000円/1名(12月上旬)
- 関空・台湾(高雄)往復=約35,000円/1名(年末年始)
くらい。
ハワイ往復2万円ですよ!?安すぎる!
さすがにこれはセールを使ったのですが、セールを使わなくても関空・ハワイ往復35,000円は可能です。
しかし!!残念なことに関空発ハワイ便は2019年5月末で終了することが決まっています。悲しすぎる!!
また、関空⇄台湾は、首都の台北ではなく高雄国際空港(台湾の南)に到着することに注意してください。
関空⇄台湾は、今回お正月シーズンに利用したので往復35,000円でしたが、普通の週末に有休をつけるような旅行日程であれば、往復約2万円ほどで行けます。
このページでは、スクート(Scoot)を使って旅行を検討されている方に向けて、LCC特有の追加料金や機内の様子、持ち込みたいグッツなどを紹介したいと思います。
関西国際空港(KIX)のチェックインカウンター
関西国際空港(KIX)のスクート(Scoot)のチェックインカウンターは第1ターミナルのHアイランドです。一番端っこです。
スクート(Scoot)の手荷物
スクートの機内持ち込み手荷物・預ける荷物についての料金は非常に分かりにくく、公式の料金表がありますが、恐ろしく細かい選択肢があるのでこれを見て理解するのはほぼ無理です。(参考:スクート料金表)
大枠のルールを知っておいて、追加サービスをどう使うかを決めておき、チケット購入時にスムーズに選択できるようにしておくといいと思います。料金は、そこで表示された価格を見て理解する感じで。
機内持ち込み手荷物について大枠のルール
- 機内持ち込み手荷物は1~2個
- 最大サイズ54cm×38cm×23cm 3辺の合計は115㎝まで
<エコノミークラスの場合>
- 合計10kgまで
- 3個以上もしくは10kg以上持ち込みたいの場合は追加料金が必要
<スクートビズ>
- 合計15kgまで
- 3個以上もしくは15kg以上持ち込みたい場合は追加料金が必要
預ける手荷物についての大枠のルール
荷物を預けないという選択肢もあり、それが一番安いです。
荷物を預ける場合
<エコノミークラス>
- 20kgまで
- それ以上は追加料金あり 最大40kgまで
<スクートビズ>
- 30㎏まで
- それ以上は追加料金あり 最大40kgまで
私の場合は、ハワイ・台湾共に行きは夫婦共に
- 手荷物~10kg
- 預ける荷物~20kg
帰りのみ、お土産で重くなることを予定して、預ける荷物1個を~25kgにランクアップしました。
私は、平均的な女性より荷物が少ないので、一度パッキングして重さを測ってみるとよいと思います。
スクート(Scoot)の座席はエコノミークラスも広々
スクートの座席の種類には、
①エコノミークラス
- ①-1:スタンダードシート
- ①-2:スーパーシート
- ①-3:ストレッチシート
- ①-4:サイレントシート
②スクートビズ(ビジネスクラス)
があります。
スクート(Scoot)のすごい所は、エコノミークラスのスタンダードシートでもLCCを感じさせない広さということです。
理由は、大きな飛行機(ボーイング787ドリームライナーもしくはエアバス320)を採用しているから。
①-1:エコノミークラス スタンダードシート
スタンダードシートの足下は、こんな感じです。
↓私(身長167㎝)
夫(身長174㎝)
背もたれも少し倒せますし、足を前の座席の下に伸ばしても、前の席の人の邪魔にならない余裕があります。
関空⇄台湾は3時間ほどなので、特に座席のランクアップは必要ないかと思います。関空⇄ハワイなど、寝ることが予定される場合は検討します。
①-2:スーパーシート
足元の広さがスタンダードシートの約1.3倍です。
①-3:ストレッチシート
足元の広さが約1.5倍です。前方に座席がない席です。
↓スクートビズのすぐ後ろの一番前の座席
↓サイレントゾーンのすぐ後ろの座席
↓写真の一番前の座席がストレッチシートです。
ちなみに、ストレッチシートは、足下に荷物を置くことができません。前のラックに入るもの以外は、上の棚に置きます。
①-4:サイレントシート
スクートビズの真後ろの席です。到着時は優先的に降りることができます。
↓写真の2列目以降の席です。
スクートビス(ビジネスクラス)
スクートビズは、シートが広いだけでなく、椅子の素材がレザー、背もたれが45度ほど倒せる。機内食とドリンクがついたり、手荷物も多く預けられるなど色々なサービスがつくので別途紹介します。
座席指定も追加料金がいる
ちなみに、座席指定にも少額ですが料金がかかります。(スタンダードシートの座席指定料は、6ドル~15ドル←フライトの距離によって違う)
1回だけ座席指定なしで乗ったのですが、3人シートの通路側に座り、内側はシンガポール人カップル。
お隣のシンガポール人男性に「私の席の読書灯を間違えてつけちゃってますよ。あなたの読書灯のボタンはそっちですよ。」「あ、ごめんなさい。」みたいなやり取りを英語でするなどなかなかお互いに気を使わないといけない感じでした…。
なので、座席指定は2人以上で行くなら絶対にしたいところ…。
機内食と飲み物
LCCですので、スクートビズにしない限り、機内食と飲み物はつきません。ちなみに、持ち込みの飲み物と食べ物は禁止です。食べ物や飲み物を堂々と手に持っていると没収されますので、持っている人は鞄の中へ。お水もダメですが、お水についてはこっそり飲んでいる人は多数います。
機内食・飲み物の価格
機内食、飲み物の価格の一例です。
ホットミール(あたたかい食事)は12ドル
ソフトドリンクは4ドル
アルコールは8~9ドル
機内食はこんな感じ
めちゃくちゃ美味しいわけではありません(笑)
なので、台湾に行くだけなら機内食は食べないですが、ハワイは長時間になるのでお腹が減ったら食べる感じにしました。
機内に持ち込むもの
機内は
- テレビがない
- 機内食などサービスを頼むとクレジットカード・現金がいる
- 上空は寒いが、無料のブランケット貸出はない
- 乾燥する
- 入国証が配られるので機内で書くと時間節約になる(到着後に空港で書いてもよい)
ということを踏まえて持ち込みグッツを決めます。
絶対に持ち込むもの
- パスポート
- 搭乗券
- クレジットカード
- お金
- ボールペン(入国証を書く用)
- あたたかい上着や靴下/もしくはブランケット
あると便利
- マスク、リップクリーム、目薬(乾燥対策)
- アイマスク、耳栓(無料配布はありません)
- iPad、スマホ、Kindle端末など:事前にKindleに読みたい本をダウンロード、Amazonプライムで見たいドラマや映画をダウンロードした状態で
- イヤホン
客室乗務員との会話(英語>日本語)
関空発着なら日本人の客室乗務員が1人以上は乗っています。しかし、自分の席に来てくれることはほとんどありませんでした。
客室乗務員との会話は基本英語です。しかし、簡単な英語を使ってくれるので心配はいりませんし、もしどうしても英語で対応できない場合は日本人乗務員を呼びに行くという感じでした。
実は、スクートビズ(ビジネスクラス)に乗ると頻繁に日本人のCAさんが来てくれました(笑)日本人客室乗務員は、基本はビジネスクラス界隈のサービスを担当して、他の人が日本語対応で困ったときに対応するようにスタンバイしている感じなのかもしれません。
Wi-Fi
機内でWi-Fiを使いたい場合は、事前購入します。もし、機内で購入する場合は、若干値段が高くなります。
事前購入するとメールでお知らせがくるので、搭乗前にメールを開いて確認しておきましょう。
隣の人が、メールを開いていないことに機内で気付き、Wi-Fiを使う権利を購入しているのに搭乗後はメールが開けないため、使えないという事態になっていました。
Wi-Fiのデータ別料金
データ量 | [価格]事前購入/機内購入 |
---|---|
20MB | 4.99ドル/5.99ドル |
80MB | 14.99ドル/16.99ドル |
200MB | 29.99ドル/32.99ドル |
Wi-Fiの速度はやや遅いと感じたので、私は購入せずに、ダウンロード済みのKindle本やAmazonプライムビデオを見ることにしています。
まとめ
スクート(Scoot)は、安くて快適なので、すっかりハマってしまいました!
ハワイ便が終了してしまうのは残念ですが、台湾旅行がとてもよかったので、これからも利用したいと思っています。
台湾は台北が観光の中心になるかと思いますが、台湾は新幹線が通っていて移動が簡単です。
新幹線や電車を利用して、台南や台中も観光しながら台北へ移動していくのは街並みや気温の変化も楽しめてとてもよかったです!
また、他のLCCで関空から台北に直接行くのと、スクートで高雄へ行き新幹線に乗る代金を比較したところほぼ変わらなかったため台湾旅行でも今後使っていきたいと思います!←それだけスクートが安い
皆様、よい旅を!