洋書読書

【アーノルド・ローベルの洋書絵本】英語多読におすすめ10冊【読み聞かせにも】

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このページでは、アーノルド・ローベル(Arnold Lobel)さんの洋書絵本から人気の「Frod and Toad Are Friends(ふたりはともだち)」を含む10冊をおすすめ順に紹介します。

この10冊はすべてI Can Readシリーズのレベル2で初心者でも読みやすいレベルです。

アーノルド・ローベルさんの絵本は、挿絵がよく情景を表現しているので英語読書がはじめての人でも比較的簡単に理解することができます。

また、ほっこりと温かい気持ちになれるお話と、深く考えさせられるお話が丁度よくまざっていて子供だけでなく大人も楽しめる奥深さがあります。

アーノルド・ローベル(Arnold Lobel)とは

1933年生まれのアメリカの絵本作家。

「Frod and Toad Are Friends(ふたりはともだち)」の中の「THE LETTER(おてがみ)」が光村図書の小学校2年生の教科書に掲載されており、日本でも有名。

1981年に「どうぶつものがたり」でコールデコット賞受賞。1970年に「Frod and Toad Are Friends(ふたりはともだち)」でコールデコットオナー賞を受賞しています。

I Can Readシリーズとは

リーディングを学ぶネイティブの子供向けに作られた本のシリーズ。

My First、レベル1、レベル2、レベル3、レベル4にレベル分けされているので、英語を学んでいる大人や子供への英語教育用読み聞かせにもおすすめです。

ネイティブの年齢で、

  • My First→プレスクール
  • レベル1→プレスクールから小学校1年生
  • レベル2→小学校1~3年生
  • レベル3→小学校2~4年生
  • ベル4→小学校3年生以上

を想定して作られています。子供への読み聞かせにもこれを参考にしてよいと思います。

大人の多読の場合は、I Can Readシリーズのレベル2が読みやすさレベル(YL)1台です。YL0台を読みたい場合はMy Firstとレベル1から本を選ぶとよいと思います。

参考 読みやすさレベル(YL)とは

SSS英語多読研究会が作成した日本人英語学習者にとっての洋書の読みやすさを0.0~9.9で数値化したもの。数値が小さいほど読みやすい。

>>詳しくは、英語多読の方法/挫折しないためにやるべき5つのこと

ランキング1位 Frog and Toad Are Friends

 

あらすじ

がまくんは、消極的でネガティブ。かえるくんは積極的でポジティブ。ちょっとダメながまくんをかえるくんが優しく見守り、助ける姿に友情の素晴らしさを感じます。

おすすめポイント・感想

小学校の教科書に掲載されたた「THE LETTER(おてがみ)」はこの本の中の1つ。相手を思って行動するというのも素敵なのですが、かえるくんががまくんと一緒に悲しみを共有したりするシーンもジーンときます。

題名(英語) Frog and Toad Are Friends
題名(日本語) ふたりはともだち
YL 1.5
総語数 2,275語
もくじ SPRING
THE STORY
A LOST BUTTON
A SWIM
THE LETTER

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ランキング2位 Frog and Toad Together

1位から4位までを、「Frog and Toadシリーズ」にしました。それだけ、素晴らしい絵本です。基本は、かえるくんの優しさにほっこりすることが多いのですが、3冊くらい読むとがまくんの不器用だけどかえるくんを思っている気持ちに気付き始めてすごく愛おしくなります。

題名(英語) Frog and Toad Together
題名(日本語) ふたりはいっしょ
YL 1.6
総語数 1,968語
もくじ A LIST
THE GARDEN
COOKIES
DRAGONS AND GIANTS
THE DREAM

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ランキング3位 Frog and Toad All Year

題名(英語) Frog and Toad All Year
題名(日本語) ふたりはいつも
YL 1.3-1.9
総語数 1,722語
もくじ DOWN THE HILL
THE CORNER
ICE CREAM
THE SURPRISE
CHRISTMAS EVE

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ランキング4位 Days With Frog and Toad

題名(英語) Days With Frog and Toad
YL 1.2-1.6
総語数 2,074語

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ランキング5位 Small Pig

あらすじ

どろんこ遊びが大好きなこぶた。ある日、飼い主にお気に入りのどろを綺麗に片付けられてしまった!怒ったこぶたは家を飛び出して「どろんこ沼」を探しにいきます。

おすすめポイント・感想

とにかくこぶたが可愛い。内容は軽めで気軽に読めるので、寝る前にぴったり。がまくんとかえるくんでも出てきた構図があったりとアーノルド・ローベル氏の絵本を続けて読む楽しみがあります。

題名(英語) Small Pig
題名(日本語) どろんここぶた
YL 1.4
総語数 800語

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ランキング6位 Owl at Home

あらすじ

「冬をお家に招き入れてあげよう」「二階と一階の両方に同時にいられないかな?」「なみだでお茶を作ろう」など、ふくろうくんの平和でドタバタな日々。

おすすめポイント・感想

どれもクスッと笑えるものばかりで平和な気持ちになれます。登場人物がたった1羽だけなのに、これだけ話を多岐に展開できるのがすごい!

題名(英語) Owl at Home
題名(日本語) ふくろうくん
YL 1.4
総語数 1,491語

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ランキング7位 Uncle Elephant

あらすじ

子ぞうの両親は海に出たきり帰ってきませんでした。子ぞうはおじさんぞうと一緒に住むことになり…おじさんぞうと子ぞうの静かで温かな日々の物語

おすすめポイント・感想

悲しいことがあっても明るく生きる2人の日々を描いています。最後は感動の涙!

題名(英語) Uncle Elephant
題名(日本語) ぼくのおじさん
YL 1.3
総語数 1,700語

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ランキング8位 Mouse Tales


あらすじ

パパねずみが7匹の子供たちに7つのお話をしてあげます。

感想・おすすめポイント

意外な展開、クスッと笑える展開などもあり小ねずみになった気持ちで楽しめます。7つの短いお話が楽しめます。とても短いお話なので、疲れることなく読めます。

題名(英語) Mouse Tales
題名(日本語) おとうさんおはなしして
YL 1.4
総語数 1,505語

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ランキング9位 Mouse Soup


あらすじ

イタチはねずみを捕まえてスープにしようとします。捕まったねずみは「ねずみのスープには、お話をいれないと美味しくならないよ!」と言って、4つのお話をイタチにしはじめました。ねずみは、イタチから逃げられるのでしょうか…

感想・おすすめポイント

軽い感じのお話が続くのでこれも寝る前に読むのにおすすめ!Two Large Stoneというお話は、深くて考えさせられました。

題名(英語) Mouse Soup
題名(日本語) おはなしばんざい
YL 1.4
総語数 1,339語

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ランキング10位 Grasshppper on the Road

あらすじ

きりぎりすくんは、ある日、探検にでかけることにします。旅の途中に掃除で忙しいハエ、毎日同じことをしたい蝶、忙しく飛ぶトンボなどそれぞれの価値観で忙しくしている虫たちに出会います。

感想・おすすめポイント

こういう人いるよねという皮肉を込めたお話ですが、きりぎりすくんが、どの価値観にも染まらず、否定することもなくひょうひょうと旅する姿がすがすがしいです。

題名(英語) Grasshopper on the Road
題名(日本語) きりぎりすくん
YL 1.4
総語数 1,980語

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ABOUT ME
オンライン英会話主婦クマコ
オンライン英会話ネイティブキャンプを初めて3年強になりました。1000回・600時間以上のレッスンを受けた結果、英語力が爆上げ!!フィリピン、セブ島に短期の語学留学にも行ってきました。仕事で英語を使わない主婦が英語を話せるようになったら人生がどうかわるかを実験中です。今まで何度も英語の勉強に挫折してきた経験から「楽しく学ぶ」がモットー。