このページでは、私のカランメソッドの予習・復習について紹介します。また、Twitter( @kumako_eigo )で、予習の有無について投稿したところ色々な意見をいただいたので、それも含めてご紹介します。
カランメソッドはルールが厳しく決められており、原則、予習はしてはいけません。理由は、予習をしてしまうと文字情報に頼ってしまう可能性があるからです。カランメソッドは、英語を音で理解し、文字情報に頼らずに英語を学習することで日本語を介さずに英語を理解する能力を養う目的があるからです。とはいえ、25分のレッスン時間中、講師の言っている内容の理解度が7割未満だったら苦痛ですね。私は今、予習なしで7~9割理解できますが、カランをはじめたばかりのころはリスニング力が低く、レッスンにも慣れていませんでしたので予習していました。
時に多く予習しすぎて文字情報に頼ってしまっていた時期もありましたが、ステージを3つ進んでリスニング力も上がり、ある程度理解できるようになった今、予習や復習について再度検討しないといけないと思いました。
このブログ記事を書いている私の現状
- カランメソッドをオンライン英会話ネイティブキャンプで実践しています
- カラン開始から9カ月目
- 頻度 週2~3回程度
- ステージ4から開始し現在ステージ6
私の予習・復習方法
予習
- New Wordのみチラ見して知らない単語は日本語訳を見る
- Q&Aの本文は読まないが、文法の説明は読む
今まで
高速でカランを進める講師の場合、リスニング力が低くて聞き取れないのでリスニングに対して集中力を欠いている時がありました。しかし、予習しているのでレッスンはスムーズ。文字情報に頼りすぎてしまっていたと反省しました。
比較的ゆっくりの講師の場合、知らない単語の説明を新鮮な気持ちで聞けて、英語で身に着けている感じがありました。
これから
比較的ゆっくりの講師が好みですが、高速のカランでもある程度理解できるようになってきましたので、予習のやり方は大きくは変えないもののなるべく控えめにしていき、いずれはなしにしようと思っています。(ステージが進むと内容が難しくなるためあくまで検討)
復習
今まで
- テキストを音読していた。時間がある時のみ音声を聴いていた(シャドーイングなし)
これから
- 音声のシャドーイングをメインにする
- 理解できないところをテキストで確認
に変更します
今まで私は、カランの復習をテキストを読んで文字情報に頼ってやってきましたが、これからは音声シャドーイングメインでやっていきます。
音声シャドーイングのほうが、完全にカランメソッドとの相性がいいのですが、どうしてもシャドーイングする気になれないでいました。なんだか難しそうですし…。しかし先日、FourWordという語学学校で2週間セブ留学をしてきまして、正しいシャドーイング方法とその意義を学んできてやる気がでたのでした。実際に、少し試してみた結果、リスニング力が上がる手ごたえがあります。継続して、実感がわいたらブログで報告しますね。
シャドーイングの意義を簡単に言うと、音を聞いて、それを声に出すことで、文字情報に頼っていては気付かなかった音の違いに気付いていくことが大事という感じ(説明が難しい…)
Twitter上で予習有無についての皆様の意見
予習しない派
予習はしない復習をするというルールでスムーズにできるかできないかで、自分がそのレベルに適切なのかがわかるのでは?と思っています。私はStage6までは予習復習全部なしでやっていました。Stage7から復習しはじめました。
— NANA☆英語 (@nanaenglish123) November 12, 2019
私は、ステージ6の後半あたりからわからない語彙が増えてきたので、レッスン内で先生の解説を聞きながらどういう意味なのか想像しています。
予習は今のところしていませんが、文法解説は難しくなってきてるので何言ってるのわからなくなってしまうのも何なんで、将来的には予習もよしと思っています
— みいこ (@miikomiiko777) November 12, 2019
こんにちは! 私は予習しないでレッスン中に単語の意味がわからなく、yesnoや理由聞かれたときは、仲良しの先生と大丈夫そうな先生には聞いてます😊 カウンセラーに言われたのは、予習は文法用語(代名詞、現在完了形とか)を英語で把握するくらいでいいと言われました
— キノ🇳🇿オペア、NZワーホリ (@kino_229) November 12, 2019
まとめ
- 予習なし、復習ありでついていけない場合はステージを戻ることも検討
- 分からない単語は、レッスン中の講師の解説を集中してきいて意味を想像する
- 文法部分は予習してもいい
- レッスン中に質問の意味が分からなければ質問してもいいと思う
自分の理解度に合わせて予習あり→なしを使い分ける
〜5 予習なし、復習(テキスト、音声)
6〜8 予習あり(テキスト、音声)復習(テキスト、音声)
9途中から 予習なし、復習(音声、たまにテキスト)と変化してます
今は音声のみ復習でどうしても聴き取れないとこをテキスト見ます!— Mia@カランマラソン参加中 ミライEDU (@TOEICSTUDY1) November 12, 2019
私も自分の理解度にあわせて予習ありなしを変えていきたいと思います!
予習あり派
私は、ステージが進むと、ほぼ知らない単語だらけになって、(?_?)???
になったので、新しい単語の意味と、自分で答えるところだけは予習しました。
わからないまま過ごす20分がもったいない気がして。
予習してもたいしてわからないので、しなかったら挫折してたと思います。
ナイショです🙏🤭— peach@55歳からの英会話 (@peach6918282) November 12, 2019
カランは継続しないと効果実感がありませんので、7割未満の理解度の場合は予習もありだと思っています!
投稿へのご意見ありがとうございました!Twitterで英語学習の疑問等議論できますので、よかったら私のTwitterをフォローしていただけると嬉しいです!→@kumako_eigo
予習なしのルールよりも文字情報に頼らずに学習できているかに注目することが大事
予習の必要性は、個々人のレベルによって変わってきます。
そこで、これは私の見解ですが、レッスン受講時に完璧にNew Wordを理解する必要はないし、完璧にQ&Aを答える必要はないので、文字情報に頼らずレッスンを7割以上理解できるか?に注目するとよいと思います。
予習量をレッスンの理解度が7割~9割になるようにギリギリまで落とすというのが個々人でやる検討の範囲。予習なくてもその範囲に理解度が収まる人は予習をしなくてよいという訳です。
理解度を7割以上としたのは、多読のルールに辞書を引かずに7割から9割の理解度で読むというのがあるから。「10割理解できるのなら勉強する必要がなく、7割未満だと学習自体がつらくなる」といのは多読に限らずすべての英語学習に適応されると考えています。
ステージを戻るという判断をしてもいい
また、予習なし+復習をしっかりするというルールで7~9割の理解度を維持できない場合は、ステージが難しすぎるのだと判断して1個前のステージを繰り返す・もしくは今のステージを2周以上するという判断をしてもいいと思います。
定期的に受けている先生に相談すれば、ステージを戻るのはやってくれるはずです(ルール的に可能はさておき、可能です)。それ以降は、前回の先生の指示書に従って進んでいくので、問題なく同じステージを繰り返すことができます。
また、ステージ12までとりあえず行ってから戻ってくるということもできるでしょう。
予習しなくてQ&Aが答えられないこともある
カランメソッドのレッスン中は質問が禁止されていますが、質問の意味がまったく分からないのにYes・Noで答える場合は、もう1回言ってくださいとか、どういう意味?とか聞いています。それも英語で理解している範囲に入ると思うので私はOKとしています。
予習よりも復習が大事
予習をするしないで悩んだので、予習について沢山書きましたが、カランメソッドは復習が最も大事なパートです。復習に最も時間をさきましょう。
まとめ
・カランメソッドの予習復習については、おのおのレベルによって細かく変更すべきで正解はないということが前提としてある。
・ルール上、予習は不可
・しかし、予習なしでのカランメソッドレッスンの理解度が7割未満なら
- 文字情報に頼らずレッスンが受けられる範囲で軽く予習してもいいのではないか
- ステージが進んでいるなら難易度が今の自分に合わないと判断し1個ステージを戻るか、そのステージを2周以上してもいいのではないか
・復習は音声シャドーイングが効果的だと考えます。音声で理解できなかったところはテキストを見ると印象に残り勉強になります。
・音声シャドーイングそのものが難しい場合は、テキストを音読したり、音声を聴くのみにしてもOK。リスニング力が伸びてきた段階で、シャドーイングもチャレンジしてみる。
・基本は、復習がとても大事なメソッド。
*シャドーイングとは、音声を聴いてそれにシャドー(影)のように1歩おくれてリピートすることです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!私は、カランメソッドをオンライン英会話ネイティブキャンプで実践しています。講師陣がとても良く、楽しく受講しています。1週間は無料で体験できますので、一緒にカランメソッドで英語力を爆上げしましょう!