さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0は、自分の強みを明確化するための本で、今のところ沢山読んだ本の中で2番目に好きな本です。このページでは、本の概要と感想について書きます。
Contents
‘さあ、才能に目覚めよう’ 概要
この本を買うとストレングス・ファインダーというサイトでテストを受ける権利が得られます。そこでQ&Aに答えていくと自分の5つの強みを提示されます。
この本では、34の強みの解説、ストレングス・ファインダーがどのように生まれたか、強みを活かして成功した具体例などが分かります。
本自体は厚めですが、テストを受けて、自分の強みの項目を読むだけで十分価値があります。
他の強みについても知っておくと他者理解ができます。他の人の強みを理解し、伸ばしていくリーダーや先生にもよいでしょう。
‘さあ、才能に目覚めよう’ の感想・具体的に活かしていること
自分の強みを活かして人をサポートできる
私はこの本を社会人2年目の頃に読みました。大学までは、同じような背景、学力の人と一緒に学んでいるので、会社に入り色んな人がいることに戸惑いました。
具体的にいうと、当時の強みの1位は目標志向といって、私は、どんな行動にも目標があるのが当たり前だと思っていました。
目標なく動いて、進み方がわからなくなっていく人たちを見て困惑していたのを、他人ができない時は、自分の強みが活かせる時なのだと頭を切り替えてサポートできたのはとてもよかったです。
自分の強み=人の役に立てることですので、これを磨いていけば、自分の天職と呼べるものが見つかる可能性も高くなります。
みんな違う強みがあるので、他人と自分を比べる必要がない
世の中にはすごい人が沢山います。その人と自分を比較して凹む日もあるかもしれません。
でも、自分の強みに目を向けず、他人と自分を比較したり、憧れの人になろうとすることはとても効率が悪いことです。
早くに自分の強みを知り、自分を認め、その強みを磨くことに集中することができたら、とても効率的だし、幸せに生きられると思っています。
強みは変化することがある。10年ごとに見直したい
その後、約10年経ち、再度ストレングスファインダーを受けたところ、強みが入れ替わっていました。
2007年 25歳の時の強み
- 目標志向
- 最上志向
- 自我
- 内省
- 学習欲
↓
2016年 34歳の時の強み
- 学習欲
- 内省
- 最上志向
- 収集心
- 着想
会社員時代は、実行力・影響力に関する強みが多かったのですが、今は、戦略的思考力に関する強みが上位を占めています。*強みは4つに分類されていて、それぞれ実行力・影響力・人間関係構築力・戦略的思考力
今は、一人で働いていて、会社員時代ほど周りに影響力をもって仕事を進める必要がありません。肩の力を抜いて、自分の好きな戦略的思考を活かして伸び伸び働いているので変化したのかなと思っています。(また会社員になったら目標志向は強いのでまたでてくると思います。)
私は、最上志向という強みを持っていて、自分だけでなく他の人にも強みを発見して活かし、磨きをかけて高めて欲しいし、その強みによって幸せになってほしいという思いが強いです。
それは、小さい頃に読み書き障害という学習障害があり、読み書きが病的にできない中でも普通の人と一緒に勉強をしてきたため、強みを活かした方が弱みを克服するよりも確実に効率が良いと強く実感してるからかもしれません。
他の本は、読みたい人はどうぞ〜くらいの軽いオススメの仕方なんですが、この本だけは友達にいかにこの本が素晴らしいか熱弁して10人くらいの人が買って参考にしてくれたと思います。
1人の友達は、「こんな自分でも強みがあるのだと励まされ、涙したそうです。」
私もこの5つの強みをいつも心に留めています。
是非、この本で、皆さんも生産的に幸せに生きられますように。
✴︎ストレングスファインダーを受けるためのコードは1回のみ使用可能のため、中古の書籍を買っても意味がない(コードが使用済)なので注意してください。